カレー事件・林死刑囚と弁護団「接見妨害は違法」と国提訴(写真付)

2013年12月14日 13時46分 ニュース, 事件・事故・裁判

和歌山毒物入りカレー事件の林真須美(はやし・ますみ)死刑囚52歳と弁護団が、再審=裁判のやり直しを請求するための打ち合わせを大阪拘置所に違法に妨害されたとして、国に損害賠償を求める訴えを、きのう(13日)大阪地裁に起こしたことが分かりました。

これは、弁護団がきょう(14日)大阪市内で記者会見して明らかにしたものです。

記者会見する林死刑囚の弁護団(14日午前 大阪弁護士会館)

記者会見する林死刑囚の弁護団(14日午前 大阪弁護士会館)

 

訴えによりますと、林死刑囚の弁護団は去年8月大阪拘置所の所長に、120分間の接見時間や職員が立ち会わないことのほか、パソコンを使うことを認めるよう文書で要請しました。しかし、担当の職員が接見に訪れた弁護団に接見時間を60分と限定し、その他は一切認めないと回答したため、接見ができなくなりました。

弁護団は「再審請求の弁護人や死刑確定者には、国の干渉を受けずに自由に接見を行える権利が保障されねばならず、所長の措置は違法だ」と主張し、国に合わせて1000万円の損害賠償を求めています。

拘置所の職員が立ち会わない、死刑囚と再審請求の弁護人とのいわゆる「秘密面会」をめぐっては、最高裁判所が今月10日、原則的に認めるべきだという初めての判断を示しています。