五輪レスリングの階級を変更  「日本人に不利」和歌山県内関係者

2013年12月18日 18時51分 ニュース, 社会

国際レスリング連盟がきょう(12/18)、発表した2016年のリオデジャネイロオリンピックで実施する新しい階級について、和歌山県内のレスリング関係者からは、「日本人に不利だ」という声が挙がっています。

発表によりますと、女子は、国際大会14連覇中の吉田沙保里(よしだ・さおり)選手が活躍してきた55キロ級が無くなったものの、階級が2つ増え、48キロ級から75キロ級まで6階級になりました。

一方、男子は、55キロ級と60キロ級が統合される形となり、フリースタイルが57キロ級から125キロ級まで、グレコローマンスタイルが59キロ級から130キロ級までのそれぞれ6階級となりました。

この変更について、60キロ級と55キロ級のオリンピックメダリスト、湯元健一(ゆもと・けんいち)・進一(しんいち)兄弟を育てた県立和歌山工業高校レスリング部の山路明(やまじ・あきら)監督は「男子については、日本など軽量級が得意なアジア圏にとって不利で、メダルを1つ損するようなものだ。逆に重量級は変わっていないので、ヨーロッパの発言力の強さを感じる。選手も新しい階級に慣れないといけないが、世界でメダルを取ると考えた時、体格の小さい日本人は不利だ。」と話していました。

女子の階級は、48キロ級、53キロ級、58キロ級、63キロ級、69キロ級、75キロ級の6つです。

また、男子は、フリースタイルが57キロ級、65キロ級、74キロ級、86キロ級、97キロ級、125キロ級、グレコローマンスタイルが59キロ級、66キロ級、75キロ級、85キロ級、98キロ級、130キロ級となります。