教諭を対象にした防災マップ作り研修会(写真付)

2013年12月25日 18時45分 ニュース, 社会, 防災

児童や生徒の命を守るため、教諭らを対象にした防災マップの作り方を学ぶ研修会が、きょう(25日)から2日間の日程で、和歌山県内で始まりました。

マップ作りの趣旨説明を受ける参加者ら(12月25日・和歌山市立和歌浦小学校にて)

マップ作りの趣旨説明を受ける参加者ら(12月25日・和歌山市立和歌浦小学校にて)

これは、文部科学省と和歌山県教育委員会が主催して、今年度(2013年度)の和歌山県学校安全教室の一環として開かれているものです。

初日のきょうは、和歌山市立和歌浦(わかうら)小学校で開かれ、紀北地方の小・中学校や幼稚園・保育園の教諭や保育士らおよそ40人が参加しました。

避難路脇の寺院を確認する参加者ら

避難路脇の寺院を確認する参加者ら

研修会では、参加者が7つの班に分かれ、県・教育委員会健康体育課指導主事の西畑徹(にしはた・とおる)さんが、それぞれの班に和歌浦小学校周辺の白地図を配布して、実際に、学校から津波避難場所のひとつ・玉津島(たまつしま)神社まで歩いてもらい、避難路で危険な所や気になる点のほか、玉津島神社以外に、緊急避難が可能な高台はないか、白地図に書き入れさせるタウンウォッチングを行いました。

教諭らは玉津島神社境内の山の上まで歩く途中、歩道があるかどうかを確認したり、脇道の高台にある寺院に入ったりしながら、白地図に気づいた点を書き入れたり、デジタルカメラで撮影したりしてチェックしていました。

参加した和歌山市の小学校の男性教諭は「途中、歩道の無い所が児童の避難誘導に危険があると感じた」と話していました。

また、広川(ひろがわ)町の小学校の女性教諭は「広川町内には津波避難路の表示がきめ細かくなされているが、和歌浦周辺は観光地ということもあってか、表示が少ないような印象だった」と話していました。

参加者は再び和歌浦小学校へ戻り、タウンウォッチングで気づいた点をまとめ、それぞれの防災マップ作りを行い、最後に講評が行われました。

指導にあたった県教育委員会・指導主事の西畑さんは「実際に地元を歩き、住民から話を聞くなどして、避難に重要な活きた情報をマップに反映させることが重要だ」と話しました。

この研修会は、あすは田辺市で開かれます。