冷凍食品の農薬検出問題 和県内の有症者27人に

2014年01月08日 19時11分 ニュース, 社会

マルハニチロホールディングスの子会社、アクリフーズ群馬工場で製造された冷凍食品から農薬が検出された問題で、和歌山県内では、新たに20人が問題の商品を食べて下痢やおう吐などの症状を示していたことがわかり、これまでにわかっている7人とあわせて県内で症状の出た人は27人となりました。

県食品生活衛生課が、和歌山市以外の29市町村についてまとめた資料によりますと、新たに御坊市の30代の女性や橋本市の60代の女性、東牟婁郡内の10代の男女ら7人が、ミックスピザや焼きえびドリアなどを食べて下痢やおう吐、腹痛を発症し、このうち、1人が、先月15日から20日まで医療機関に入院しました。

県によりますと、7人の症状は、いずれも回復しているということです。

また、和歌山市生活衛生課によりますと、和歌山市でも、問題の商品を食べた6才の男児ら13人が下痢やおう吐の症状を示していたことがわかりました。いずれも症状は回復しているということです。

これで、和歌山県内で明らかになった冷凍食品によるとみられる健康被害は、これまでに判明した7人に加えてあわせて27人となりました。

一方、商品の残りを保有していた6人から商品の提供を受けて、農薬のマラチオンが混入していないかを検査していた和歌山県は、いずれの検体からもマラチオンは検出されなかったと発表しました。

また、和歌山市でも、2人から商品の提供を受けて検査していましたが、これまでに結果が出た1つの検体からは、マラチオンが検出されていません。

和歌山県では、引き続き、アクリフーズ群馬工場で製造された商品を食べないよう呼びかけるとともに、もし、食べて具合が悪くなった場合には、すぐに医療機関を受診し、最寄りの保健所に連絡するよう呼びかけています。