県内の高齢女性に不審電話が26件  警察が注意を呼び掛け

2014年01月16日 18時24分 ニュース, 事件・事故・裁判, 社会

和歌山県内で、県警察本部の警察官を名乗る男から不審な電話が相次いでいて、県警本部捜査二課では、振り込め詐欺の予兆電話として注意を呼びかけています。

警察によりますと、きのう(15日)午前9時から午後3時半ごろにかけて、和歌山県警の警察官を名乗る男から、県内の家庭に、あわせて26件の不審電話がありました。

このうち、きのう午前9時50分ごろ、海南市の82歳の女性宅に、県警生活安全課のコバヤシマナブを名乗る男から「詐欺グループが使っていたみずほ銀行新宿支店の銀行口座をすべて凍結します。あなたの口座も使えなくなるので、全国銀行協会の指示に従ってください。捜査は極秘なので親戚や警察に言わないでください。」と電話があり、不審に思った女性が「海南警察署に電話をします」と話すと、男は電話を切ったということです。

こういった警察官を名乗る男からの電話が、きのうだけで県内で26件確認されていて、「コバヤシマナブ」だけでなく、「マツダ」や「マツウラタダシ」などとも名乗っているということです。

警察によりますと、こうした電話は、すべて高齢の女性の自宅を対象にしたものだということで、電話帳などを見てひとり暮らしと思われる女性に一通り電話を掛けたのではないかとみて注意を呼びかけています。

ところで、県内では、去年(2013年)11月からことしにかけて警察官を名乗る男からの電話で振り込め詐欺にあったケースが3件発生していて、県警生活安全課犯罪抑止総合対策室の辻内正秀(つじうち・まさひで)室長は「警察官を騙る振り込め詐欺は全国で頻発し、県内でも連続的に発生している。被害者は警察官という信頼度の高い肩書からの電話ということで、信用しているようだ。警察官や銀行協会の人が電話で口座番号や暗証番号を聞くことは絶対に無いので、そのような電話があれば、電話を切って最寄りの警察署か♯9110に相談して欲しい。」と呼びかけています。