災害救助犬の出動で警察とNPOが申し合わせ(写真付)

2014年01月27日 19時22分 ニュース, 社会, 防災

大規模な災害の発生が懸念されている南海トラフ巨大地震などに備えて、和歌山県警察本部と和歌山災害救助犬協会は、きょう(1/27)、警察から協会に直接、救助の出動を要請できるようにする申し合わせの協定書を交わしました。

協定書に調印する瀧川警備部長(手前)と榎本理事長

協定書に調印する瀧川警備部長(手前)と榎本理事長

和歌山災害救助犬協会は、5年前に和歌山県との間で大規模災害時の協定を結んでいて、出動要請は、和歌山県の災害対策本部が行うことになっていますが、より機動的に活動するため、県警察本部との間でも申し合わせの協定を結び、警察からも救助犬協会に直接、出動を要請できるようにしたものです。

また、申し合わせでは、災害が発生した地域を管轄する警察署長の指揮下に救助犬が入り、警察官と連携することになっています。

調印した協定書を示す瀧川警備部長(右)と榎本理事長

調印した協定書を示す瀧川警備部長(右)と榎本理事長

和歌山災害救助犬協会には、15頭の救助犬が登録されていて、協定書の調印式で、県警察本部の瀧川泰弘(たきがわ・やすひろ)警備部長は、「今回の申し合わせで、より迅速な救助活動ができるようになった。災害救助犬の持つ力は絶大。1分1秒でも早く助かるべき命を救えるよう、これからも連携を強くしていきたい」と挨拶しました。

一方、NPO法人・和歌山災害救助犬協会の榎本義清(えのもと・よしきよ)理事長は、「大規模・広域の災害が懸念される中、いかに早く現場に入って活動できるかが課題となっていたので、今回の申し合わせは大変ありがたい。今後も、救える命を救えるよう切磋琢磨していきたい」と語りました。

新宮警察署前で救助犬とともに

新宮警察署前で救助犬とともに

警察と救助犬協会がこうした災害協定を結ぶのは、全国でも、愛知県に次いで2例目です。