交雑サルを特定外来指定へ、環境省

2014年02月09日 14時02分 ニュース

環境省は、和歌山でも交雑(こうざつ)が確認されているタイワンザルやアカゲザルとニホンザルとの交雑種(こうざつしゅ)を、「生態系に重大な影響を及ぼす」として、特定外来生物(とくてい・がいらいせいぶつ)に指定する方針を明らかにしました。

これは、このほど開かれた専門家の会合で示されたもので、交雑が進めば、純粋なニホンザルが消滅する恐れがあるとして、来月(3月)にも正式に指定し、防除を進めるとしています。

環境省によりますと、タイワンザルは、和歌山県北部や静岡県南伊豆町(みなみいずちょう)、青森県下北半島(しもきたはんとう)などに定着し、すでに和歌山や青森では、ニホンザルとの交雑が確認され、また、アカゲザルは千葉県の房総半島(ぼうそうはんとう)に生息し、交雑が問題になっています。

そして、タイワンザルやアカゲザルは、すでに、特定外来生物に指定されていますが、去年(2013年)成立した改正外来生物法で、交雑種の指定も可能になったもので、指定されると、輸入や飼育が原則禁止となります。