「リレー・フォー・ライフわかやま」講演会(写真付)

2014年02月11日 18時01分 ニュース, 社会

自分の家族や周囲の人ががんになったとき、医療機関とどのように関わっていくか、専門家が講演する催しが、きょう(11日)午後、和歌山市で開かれました。

これは、がんの患者と、家族や遺族、支援者らが、ともにがんと向き合い、がんの征圧や患者の支援などを訴えるため、ことし(2014年)5月に和歌山城・砂の丸広場で初めて行われる「リレー・フォー・ライフ2014わかやま」のプレイベントとして、県内の医師やがん患者らで構成する実行委員会が主催したものです。

講演会は、きょう午後1時半から和歌山市屋形町(やかたまち)の特別養護老人ホーム「わかやま苑」で開かれました。

福岡有里子さん(2月11日・わかやま苑にて)

福岡有里子さん(2月11日・わかやま苑にて)

はじめに、「がん相談支援センターの役割」と題して講演した、和歌山県立医科大学付属病院・地域連携室の看護師・福岡有里子(ふくおか・ゆりこ)さんが「病院に設置されているがん患者サロンなどでも、様々な悩みや相談に対応しています。患者さんや家族・知人の方に気軽に利用して欲しいです」と呼びかけました。

林靖二さん(2月11日・わかやま苑にて)

林靖二さん(2月11日・わかやま苑にて)

続いて、自らも大腸がんの闘病を経験した、済生会和歌山病院の前の院長・林靖二(はやし・せいじ)さんが「がんサバイバーである医師としての経験談」と題して闘病体験を振り返ったうえで「人工肛門と排尿障害がとても辛かった。万一のことを考え、家族に遺言も書いた。しかし、がんになったことで患者の苦しみや、今できることをしっかり楽しむことの大切さを理解することが出来た」と述べ、医者に十分な説明を聞き、納得した上で治療法を自分で選択する「インフォームド・コンセント」の重要性を参加者に訴えました。