1月の県内企業倒産状況

2014年02月12日 19時10分 ニュース, 経済

民間の信用調査機関・東京商工リサーチ和歌山支店によりますと、先月(1月)県内で1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業は8件で、1月としては過去10年間でおととし(2012年)に次いで3番目の少なさとなりました。しかし、大型倒産が相次ぎ、負債総額は79億2100万円と、1月としては過去10年で最大となりました。

地域別では、和歌山市で3件、古座川町で2件、紀の川市、かつらぎ町、上富田町でそれぞれ1件でした。

具体的には、ゴルフ場経営の紀の川市の紀泉開発や、和菓子の老舗で和歌山市の駿河屋が相次いで民事再生法の適用を申請したほか、海産物輸送の和歌山市の和歌の海運送も破産申請するなど、先月は、経営状態の厳しい大型の企業倒産が相次ぎました。

また、古座川町の株式会社三洋リースが、東日本大震災や紀伊半島豪雨の影響で倒産しています。

東京商工リサーチ和歌山支店は、今後の見通しについて「県内では建設業以外の業界でも業績回復の動きが見えつつあるものの、中小企業では競争が激しく先行きが不透明だ。4月の消費税率の引き上げのほか、株価の急落など不安材料も出てきた。今後も倒産予備軍といわれる企業が倒産する流れは変わらないものの、急増は当面しないだろう」と予想しています。