県薬剤師会・災害時に調剤可能な車両を導入(写真付き)

2014年02月17日 19時11分 ニュース, 社会, 防災

和歌山県薬剤師会は、南海トラフの巨大地震などの大規模災害時に、医薬品の調合が可能な自動車をこのほど導入し、きょう(17日)午前、和歌山県庁で披露され、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事が視察しました。

お披露目された車両(2月17日・和歌山県庁にて)

お披露目された車両(2月17日・和歌山県庁にて)

この車両は、県・薬剤師会がおよそ1280万円をかけて整備したもので、県もおよそ半額を補助しています。

作業台

作業台

薬品棚

薬品棚

キャンピングカーを母体とする車両で、車内には、およそ300から500品目の医薬品を積むことができるほか、電子てんびんや保冷庫、流し台などが完備されていて、薬剤師が車内で調合することができます。

またソーラーパネルや自家発電機も搭載され、車内で3人が寝泊まりできるスペースもあります。

今回の導入は、東日本大震災で薬局が被災し、医薬品の調合に支障が出た経験を持つ宮城県薬剤師会が、医薬品の調合が出来る自動車を導入したことを受け、和歌山県薬剤師会でも南海トラフの巨大地震などに備えて導入することを決めました。

このような車両の導入は宮城、大分に続いて全国で3番目となります。

案内する稲葉会長(左)と仁坂知事

県・薬剤師会の稲葉眞也(いなば・しんや)会長の案内で車両を視察した仁坂知事は「頼りにしている。県・薬剤師会に感謝したい」と期待を寄せました。

また県・薬剤師会の稲葉会長は「被災後、薬剤師が手薄な医療救護所へ車を派遣し、あらたな拠点として活動できるのではないか」と話しています。