始成小学校跡地に案内板設置(写真付)

2014年02月19日 20時20分 ニュース, 社会

69年前の和歌山大空襲で焼失し、今の和歌山市元寺町東の丁に塀の一部だけが残っている、旧 始成(しせい)小学校の存在を知ってもらおうと、小学校があった場所に存在を知らせる案内板が設置され、きょう(19日)除幕式が行われました。

除幕した野村さん(右)と本町小学校の児童会メンバー(2月19日 和歌山市元寺町にて)

除幕した野村さん(右)と本町小学校の児童会メンバー(2月19日 和歌山市元寺町にて)

始成小学校は、1873年(明治6年)に創立された和歌山県内で最初の小学校で、1945年7月の和歌山大空襲で焼失するまで和歌山市元寺町東ノ丁の今のシティワカヤマの敷地にありました。始成小学校を、1938年(昭和13年)に卒業した野村晴一(のむら せいいち)さん88歳が、小学校の創立140周年を祝い、和歌山大空襲の記憶を市民に留めてもらおうと、自費で観音寺の敷地内にある、高さ2メートル、横14メートルの小学校の塀の一部にブロンズ製の案内板を設置しました。除幕式で野村さんは、後輩にあたる本町小学校の児童の代表や、一部の始成卒業者と共に案内板をお披露目しました。野村さんは「太平洋戦争で犠牲になった人の冥福を祈りたくて設置しました。県で最初にできた小学校の卒業生ということで、誇りに思っています。」と話していました。また、除幕式に参加した本町小学校6年生で児童会会長の佐藤空(さとう・そら)くんは「歴史的な出来事で緊張しました。140年という数字は大きすぎて気が遠くなりそうです。」と笑顔で話していました。始成小学校は1873年(明治6年)に創設され、1940年(昭和15年)の火災を機に今回、案内板が設置された和歌山市元寺町に移転しました。学校は現在 和歌山市立本町小学校になっています。