田辺市・合併後最大470億円の新年度予算案

2014年02月25日 18時56分 ニュース, 政治, 社会

2005年5月の市町村合併以降では過去最大の、総額およそ470億円にのぼる田辺市(たなべし)の新年度(2014年度)一般会計当初予算案が発表され、今月(2月)27日に開会する定例市議会に提案されます。

田辺市の当初予算案は、469億9千万円で、市長選挙前で骨格予算となった前の年度と比べて、率にして3・2%、金額では、およそ36億1000万円増えています。

歳入は、市税収入が7年ぶりに増加となり、去年より2・9%多い81億8千万円となっている一方、市債は去年より24・1%多い56億円となっています。

歳出は、人件費が去年より0・8%多い73億8千万円、扶助費が7・9%多い76億5千万円などとなっています。

主な事業をみると、市町村合併と世界遺産登録の10周年、国体など、観光の目玉となる催しが控えていることを受け、田辺市に観光客やビジネス客を、これまで以上に呼び込む交流人口拡大事業に重点を置く計画で、東京の和歌山県アンテナショップ「わかやま紀州館」に市の職員を派遣し、首都圏や海外を含めた消費者をターゲットに、田辺市や世界遺産をより強く発信する事業に1億6千万円を計上しています。

また専門家による地域資源の発掘や地域ブランドの推進などにも取り組む計画です。

このほか防災対策に19億6千万円が計上されています。

真砂充敏(まなご・みつとし)市長は「田辺市の新たな価値を創造する積極型予算だ」と説明しています。