鷺の森遺跡で集落跡

2014年02月28日 12時33分 ニュース

和歌山市文化スポーツ振興財団は、和歌山市鷺の森南ノ丁の鷺の森遺跡発掘調査で、古墳時代の集落跡などが見つかったと発表しました。あす(1日)現地説明会が行われます。

現場は、小中一貫校の建設計画に伴い、おととしから発掘作業が行われています。財団によりますと、地表から2・5メートル下の古墳時代の地層からは、倉庫や住居跡とみられる柱の穴、幅3メートルから4メートルの水路の跡や井戸が見つかりました。また古墳時代の勾玉(まがたま)や首飾りのほか、飛鳥時代の土器なども出土しており、担当者は「千五百年前に人が住んでいたことが確認された。紀の川河口の何らかの施設ではないか」と話しています。また地表から1メートル下の江戸時代の地層からは、「紀州忍冬(きしゅうにんどう)」と彫られた徳利の破片が見つかり、このあたりには、「忍冬酒(にんどうしゅ)」と呼ばれる、徳川家献上の薬用酒が造られていたと、江戸時代の「紀伊国 名所図会(きいのくに めいしょずえ)」に書かれており、それを裏付ける発掘成果としています。財団は、あす(1日)午後1時半から、現場の城北小学校で現地説明会を行います。

問い合わせは和歌山市文化振興課、電話073ー435ー1194です