和歌山放送と三重エフエムが災害援助協定を締結(写真付)

2014年03月10日 18時47分 ニュース

南海トラフ巨大地震による大きな被害が想定される紀伊半島南部でラジオ放送している三重エフエムと和歌山放送が災害時の相互応援協定を締結することになり、きょう(3/10)、その協定の調印式が行われました。

 

調印式の様子(和歌山市湊本町・和歌山放送本社4階会議室)

調印式の様子(和歌山市湊本町・和歌山放送本社4階会議室)

紀伊半島の沿岸では、南海トラフ巨大地震や地震に伴う津波などが発生する可能性があり、放送局の建物や、アンテナのある送信所などが被災し、放送できなくなるケースが想定されるため、沿岸域を聴取エリアとする三重エフエムと和歌山放送が協定を結び、人や物資なども含めて互いに援助することにしたものです。

三重エフエムは、新宮市まで電波が届く一方、和歌山放送は、紀宝町から御浜町、熊野市にかけて聞こえるため、協定では、被災を免れた放送局が、被災した放送局の情報を放送し、リスナーに災害情報を届けることができます。

この協定の調印式がきょう午後1時半から和歌山市の和歌山放送本社で行われ、三重エフエムの丹羽勇(にわ・いさむ)社長と和歌山放送の中島章雄(なかじま・あきお)社長が調印書にそれぞれサインし、握手を交わしました。

調印後、三重エフエムの丹羽社長は、「災害情報を必要とする人たちに必要な情報が届くようこの協定を役立てたい。紀伊半島の東と西、AMとFMの違いはあるが、これを機に、さまざまな面で協力し合えれば」と話しました。

調印後、握手する三重エフエムの丹羽社長(右)と和歌山放送の中島社長

調印後、握手する三重エフエムの丹羽社長(右)と和歌山放送の中島社長

また、和歌山放送の中島社長は、「紀伊半島の南部での災害が予想される中、こちらから協定を申し入れて快諾していただき、調印に至ることができた。今後も一緒になってリスナーのために放送を継続していきたい」と話しました。

三重エフエムが、こうした災害時の相互支援協定を締結するのは初めてです。

一方、和歌山放送は、ラジオ関西、ラジオ大阪、KBS京都とともに4社で同じ趣旨の協定を結んでいて、四国放送との間でも協定を結んでいます。