和歌山市駅111年「市駅の鼓動 都市の記憶」(写真付)

2014年03月21日 18時20分 ニュース, 交通, 社会, 経済

きょう・3月21日は、南海電鉄・和歌山市駅の開業から111周年となる日です。これに合わせて、和歌山市駅周辺の歴史の移り変わりを資料パネルやスライドで展示する企画展「市駅の鼓動 都市の記憶」が、今月(3月)23日まで和歌山市駅2階の改札前で開かれています。

展示パネルと永瀬講師(3月21日・和歌山市駅にて)

展示パネルと永瀬講師(3月21日・和歌山市駅にて)

これは、和歌山大学観光学部の工学博士でまちづくりが専門の永瀬節治(ながせ・せつじ)講師が、ゼミ活動の一環として、南海電鉄の協力を得て開いたものです。

和歌山市駅は111年前の1903年(明治36年)3月21日に開業し、戦争による空襲や戦後復興を経て、昭和40年代前半に利用客が5万人を超え、和歌山市のターミナルの一角として栄えてきました。

しかし、バブル経済の崩壊やデフレ不況を経た現在では利用客はおよそ1万5千人にとどまり、それに伴い、市駅周辺の商店や旅館などは撤退し、空き地や駐車場などにとってかわられ、かつての賑わいが失われています。

企画展では、開業直後から現在に至るまでの市駅と周辺の様子をおさめた写真や、永瀬ゼミの学生が市駅周辺の変遷のデータをまとめたパネルが展示されています。

コルクボードに掲示された参加者の声

コルクボードに掲示された参加者の声

また、来場者に市駅周辺のまちづくりに望むことを付箋に書いてボードに張り出すコーナーもあります。

永瀬講師は「若い学生の視点を交えた展示を通じて、市民にも市駅のこれからを考えてもらうきっかけにしてもらいたい」と話しています。

永瀬ゼミ生とスライドショー

永瀬ゼミ生とスライドショー

この企画展は今月23日まで、南海和歌山市駅2階の改札前で開かれています。入場無料です。