県内貸し切りバス事業者が関空から送迎可能に

2014年03月25日 13時09分 ニュース, 交通, 政治, 社会, 経済

国土交通省・近畿運輸局は、和歌山県内の貸し切りバス事業者に対して、来月(4月)1日から、関西国際空港を発着する貸し切りバスでの観光客の送迎を条件付きで認めることになりました。これは、きょう(25日)付けで、近畿運輸局長から和歌山県に通知されたものです。

これまで、和歌山県内の貸し切りバス事業者が、関空から観光客を送迎するには、大阪府内に営業所を設けるなどの対応が必要でした。

大阪府内の業者が中心となって関空発着のバスツアーを繰り広げる中、観光の総合特区「高野・熊野(こうや・くまの)」を持つ和歌山県内のバス事業者が参入しづらい状況を重く見た和歌山県は、国土交通省と協議を重ねた結果、来月1日から2年間、特例措置として実証実験を行い、県内の事業者にも関空を発着する貸し切りバスの送迎を認めることになったものです。

特例として認められる条件は、関空を出発あるいは到着し、走行距離の2分の1以上が和歌山県内であること、そして、日本バス協会による安全評価制度「セーフティバス」の認定を受けている事業者であることなどとなっています。

これにより、例えば関空と高野山を往復するツアーや、関空を出発し紀南地方を巡って中部国際空港に到着するツアーなどが、県内の事業者で展開することが可能となります。

県では「安全性を中心に調査を行うとともに、関空からの外国人観光客の誘致も一層推進したい」と期待を寄せています。