関空・紀淡・四国高速交通インフラ期成協議会の シンポ開催(写真付)

2014年03月26日 17時41分 ニュース, 交通, 政治, 経済, 防災

和歌山県などでつくる関空・紀淡・四国高速交通インフラ期成協議会の関西で初めてとなるシンポジウムがきょう(26日)午後、大阪市内で開かれ、高速交通の重要性について意見が交わされました。

この協議会は、関西大環状道路や紀淡海峡大橋、四国新幹線、それに関西国際空港と大阪の中心部を結ぶ高速鉄道など、高速交通インフラの早期整備を国に働きかけようと、去年(2013年)9月に発足したもので、関西で開かれるのは今回が初めてです。この協議会には和歌山、大阪、兵庫、奈良、徳島の1府4県の知事が会員となり、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事が会長に選ばれています。

シンポジウムであいさつする仁坂知事(3月26日 グランキューブ大阪にて)
シンポジウムであいさつする仁坂知事(3月26日 グランキューブ大阪にて)

きょう午後1時半から大阪市北区のグランキューブ大阪で開かれたシンポジウムでは、会長の仁坂知事が参加者およそ380人を前に挨拶した後、京都大学大学院工学研究科の藤井聡(ふじい・さとし)教授が基調講演し、政府が進める「国土強靭化」政策の中で、「ワールドスタンダードの視点から考えれば、和歌山を含む20万人を超える都市には新幹線の駅が必要だ」と述べ、関空から紀淡海峡を経て四国に至るルートの開通を含めた国の新幹線基本計画を早急に進めるべきだと強調しました。

シンポジウムで講演する藤井教授(3月26日 グランキューブ大阪にて)
シンポジウムで講演する藤井教授(3月26日 グランキューブ大阪にて)

その上で、藤井教授は「東京一極集中の脆弱性を補うため、関西を中心に四国や九州などが一体となって発展していくことが重要だ」と述べ、高速鉄道の開通が及ぼす経済効果についても言及しました。このあと、仁坂知事がコーディネーターとなってシンポジウムが開かれ、藤井教授や、徳島県の飯泉嘉門(いいずみ・かもん)知事らが「強靭な国づくりに求められる高速交通インフラの整備」をテーマに議論を繰り広げ、高速道路や高速鉄道のネットワークの必要性について意見が述べられました。