近大・医用工学科1期生・臨床工学技士合格率トップに

2014年03月31日 18時44分 ニュース, 社会

紀の川市にある近畿大学生物理工学部の医用工学科をこの春卒業した1期生41人のうち、およそ95%にあたる39人が、臨床工学技士の国家試験に合格しました。臨床工学技士の養成コースを持つ関西2府4県の4年制大学では、トップの合格率となりました。

臨床工学技士は、生命維持管理装置の操作や保守点検を行う国家資格で、近大生物理工学部では、4年前(2010年)に県内で初めて臨床工学技士を養成する医用工学科を開設し、近大医学部の教員や実務経験が豊富な臨床工学技士らを講師に迎え、学生に講義や医療現場での実習を行っているほか、国家試験対策の模試も行っています。

今回で27回目となった臨床工学技士の国家試験は今月(3月)2日に行われ、近大医用工学科の1期生41人が受験した結果、95・1%にあたる39人が合格しました。全国平均の合格率78・8%を大きく上回ったほか、関西2府4県の大学でもトップの合格率となりました。

自らも臨床工学技士で、近大医用工学科・学科長の古薗勉(ふるぞの・つとむ)教授は「今回の結果は、近大医用工学科の大きな伸びしろがあることを示すものだ。今後は合格率100%を目標に掲げ、更に高度な専門性を持った人材を輩出したい」とコメントしました。

近大生物理工学部によりますと、今回合格した1期生39人のうち、病院への就職を希望したのは31人で、近大医学部や和歌山県立医大の附属病院のほか、東京医科大学など全国で勤務する予定です。