日高看護専門学校で竣工式(写真付)

2014年03月31日 20時35分 ニュース, 社会

慢性的な看護師不足に悩む日高地方に新しい看護専門学校が開校することになり、きょう(31日)御坊市薗の国保日高病院で、校舎の竣工式が行われました。

新しく開校する日高看護専門学校(3月31日 御坊市薗にて)

新しく開校する日高看護専門学校(3月31日 御坊市薗にて)

看護師不足で悩む日高地方では、地域の中核病院となる国保日高病院で一般病床300のおよそ2割が、看護師不足で使えない状態と言われます。このため日高地方の看護師を育成しようと和歌山県や国保日高病院が基金を出し合って、御坊市薗の国保日高病院の敷地内に鉄筋コンクリート造りの地上4階建ておよそ3600平方メートルの「日高看護専門学校」の校舎を建設しました。

学校の真新しい教室(3月31日 日高看護専門学校にて)
学校の真新しい教室(3月31日 日高看護専門学校にて)

校舎内には、教室や実習室など34の部屋が設けられ、およそ1億2千万円の学校運営費は、授業料のほか御坊市など日高地方1市5町が参加する病院経営事務組合が負担します。きょう午後1時半から行われた竣工式には、組合の管理者でもある御坊市の柏木征夫(かしわぎ・いくお)市長や和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事が出席しました。

挨拶をする柏木市長(3月31日 日高看護専門学校にて)

挨拶をする柏木市長(3月31日 日高看護専門学校にて)

式典で柏木市長は「学校の開校で日高地方の看護師不足が解消できるのではないか」と挨拶し期待感を示しました。また、国保日高病院の名誉院長で学校の初代校長を務める森脇宏(もりわき・ひろし)校長は「高齢化の急速な進展など医療をめぐる状況は高度化し、看護師の質、量ともに増やさないといけない。その中で魅力のある学校を作り、優秀な看護師を養成したい」と抱負を述べました。

抱負を述べる森脇校長(3月31日 日高看護専門学校にて)

抱負を述べる森脇校長(3月31日 日高看護専門学校にて)

学校は4月10日に開校式と入学式が行われ、1学年の定員である40人が入学します。