調査捕鯨訴訟で日本敗訴

2014年03月31日 22時20分 ニュース

日本が南極海で行っている調査捕鯨の中止をオーストラリアが求めた裁判の判決で、オランダにある国際司法裁判所は31日、日本の調査捕鯨は、条約違反と認定し、今後、実施しないよう命じました。

国際司法裁判所の裁判は一審制で控訴は認められておらず、日本政府は判決に従う考えです。

このため、日本は今後、南極海で調査捕鯨を続けることは困難になり、日本の捕鯨政策は抜本的な転換を迫られます。

今回の裁判で、オーストラリアは、日本の調査捕鯨が「科学を装った商業捕鯨だ」として商業捕鯨の一時停止を求めた国際捕鯨取締条約8条に違反していると訴えていました。

これに対し、日本は「合法的な科学的調査だ」と反論していました。

31日の判決で、国際司法裁判所のペテル・トムカ所長は、日本のクジラ捕獲数の決定が科学的検討によるものとは認められないと指摘しました。

その上で、日本が現在、南極海で行っている調査捕鯨は、条約で認められた科学的研究のための捕鯨に当たらないと判断し、今後、実施しないように命じました。