調査捕鯨日本敗訴・仁坂知事「沿岸捕鯨は無関係」

2014年04月01日 19時30分 ニュース, 政治, 社会

国際司法裁判所が、南極海で行っている日本の調査捕鯨の中止を判決した問題で、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事はきょうの(1日)定例記者会見で「調査捕鯨の名のもとに行う捕鯨を制限している訳で、太地町の追い込み漁とは全く関係ないものだ」などと述べました。

仁坂知事は定例記者会見で、記者団から国際司法裁判所の判決が出たことについて質問され「調査捕鯨の名のもとに、商業捕鯨をしているのではないかという指摘だと思う。しかし制限をするということは、条約上、捕鯨そのものの可能性は排除していない。条約は資源保護のためのものであり、資源について商業捕鯨で堂々と獲っても良いのではと主張するべきで、今回の判決はネガティブに効いていない」という解釈を示しました。

その上で仁坂知事は、太地町の沿岸で行われているイルカの追い込み漁への影響については「調査捕鯨と太地のイルカの追い込み漁は全然関係ないもので、これまで通り行えばよいと思う。国際社会との議論は論理的に行うべきで、堂々と日本の立場を主張し、相手側の主張で理解できる点は受け入れるべきだ」  という見解を述べました。