去年の県内外国人宿泊者数が過去最高の21万人に

2014年04月15日 18時47分 ニュース, 交通, 政治, 社会, 経済

去年(2013年)和歌山県内に宿泊した外国人旅行客は、速報値で、前の年の2倍近くのおよそ21万人となり、過去10年間で最も多くなったことが、和歌山県・観光交流課の調べでわかりました。

それによりますと、県内で宿泊した外国人の数は、観光庁の「ビジット・ジャパン」キャンペーンが始まった2003年がおよそ6万1千人、2008年には16万8千人と増加傾向が続きました。

しかし、リーマンショック後の2009年以降は下降し、東日本大震災や紀伊半島大水害の発生した2011年には、およそ8万人にまで落ち込みました。

県では災害復興をはじめ、外国の雑誌・報道機関向けのツアーなど、市場に合わせたプロモーション活動を行ったところ、翌2012年には11万7千人と盛り返し、去年は21万1754人と初めて20万人を突破して、過去10年で最も多くなりました。

地域別では、香港が3割、台湾が2割と全体の半分を占めているほか、フランス、アメリカ、中国、オセアニア、韓国、イギリスと続いています。

とくに香港や台湾の宿泊客が、白浜町やみなべ町でおととしの2倍に増えたほか、放射能汚染の影響を懸念して減少していたフランスの宿泊客がほぼ震災前まで回復し、イギリスやアメリカ、オセアニアの宿泊客も、おととしの1・7倍から2倍近くに増えるなど、全般的に増加・回復傾向が見られました。

県・観光交流課では「まだまだ和歌山の認知度を上げる必要がある。香港・台湾向けでは果物の収穫体験や土産販売を、ヨーロッパ向けには高野山の魅力を盛り込むなど、観光プランを売り込みたい」と話しています。