東牟婁振興局の電子入札で失格業者 入札は成立

2014年04月21日 18時43分 ニュース

和歌山県の東牟婁振興局が行った道路整備の電子入札で、他の業者の名前で入札した業者がいたことがわかり、和歌山県は、この業者を失格としましたが、他の業者と情報交換した事実を確認できなかったため、入札自体は成立しました。

県技術調査課によりますと、問題があったのは、今月15日に行われた国道169号の道路改良工事の電子入札で、入札に参加できる業者に事前に配布された磁気カードを使ってパソコンで入札に参加することになっています。

しかし、今回の入札では、兄が経営する会社のパソコンを使って入札しようとした弟の会社の事務員が、誤って兄の会社の磁気カードで入札に参加したものです。

入札する際に添付した書類には、弟の会社の名前が記載されていて、業者から和歌山県に対し、「間違って応札してしまった」という申し出があったということです。

県は、兄弟が運営する会社にそれぞれ事情聴取しましたが、共謀して情報を交換した事実を確認できなかったため、この業者を失格としたものの、入札そのものは成立することとしました。

県では、今後、この兄弟の会社それぞれに対し、入札参加資格の停止について、適用するかどうかを検討することにしています。

和歌山県内では、3年前の電子入札でも、添付書類に、他の業者の名前が記載されていたことがあったということです。