特別展「きのくにの城と館 紀中の戦国史」26日から(写真付)

2014年04月23日 16時22分 ニュース, 社会

室町から戦国にかけて御坊・日高(ごぼう・ひだか)地方を支配していた、湯河氏(ゆかわし)と玉置氏(たまきし)の歴史を振り返る、和歌山県立博物館主催の特別展「きのくにの城と館 紀中の戦国史」が今月(4月)26日から開催されます。

特別展のパンフレット

特別展のパンフレット

湯河氏と玉置氏は15世紀から16世紀にかけて、御坊・日高地方を拠点に、北は海南・湯浅、南はみなべ・龍神までを支配していた二大勢力で、湯河氏はJR御坊(ごぼう)駅前の亀山城(かめやまじょう)を、玉置氏はJR和佐(わさ)駅近くの手取城(てどりじょう)を拠点に置き、豊臣秀吉が台頭するまでの間、中紀の各地に城を構えました。

特別展では、それぞれの城跡の発掘調査の出土品や古文書のほか、地元の寺院や個人が所有する肖像画や坐像などを一堂に集めて展示するほか、専門家による講演会や学芸員による展示開設、それに手取城の模型の展示なども行われます。

県立博物館の坂本亮太(さかもと・りょうた)学芸員は「秀吉の紀州攻めを受け、湯河氏は戦う方を、玉置氏は従う方を選び、対照的な末路をたどります。室町・戦国の中紀を生きた二大勢力を特集した初めての企画展に期待して欲しい」と多くの来場を呼びかけています。

特別展「きのくにの城と館 紀中の戦国史」は、今月26日から6月1日まで、和歌山市吹上(ふきあげ)の県立博物館で開かれます。

入館料はおとな510円、大学生300円、高校生以下と65歳以上、障害者、それに県内在住の外国人留学生は無料です。

月曜日は休館ですが、5月5日は開館し、代わりに5月7日は休館となります。

詳しくは県立博物館に問い合わせてください。電話073(436)8670番です。