キリン福祉財団、子どもシェルターに助成(写真付)

2014年04月23日 17時37分 ニュース, 社会

地域に根付く小さな福祉活動を支援するキリン福祉財団の公募助成事業に、和歌山県からは、虐待を受けた子供の一時避難場所「子どもシェルター」を運営する団体が選ばれ、きのう(22日)和歌山市内で贈呈式が開かれました。

助成金が贈られたのは和歌山市のNPO法人「子どもセンター るーも」で、理事長の中川利彦(なかがわ・としひこ)弁護士がキリンビールマーケティング和歌山支社の伊村正明(いむら・まさあき)支社長から目録を受け取りました。

目録を受け取る「子どもセンターるーも」理事長の中川利彦弁護士(右)とキリンビールマーケティング和歌山支社の伊村正明支社長

目録を受け取る「子どもセンターるーも」理事長の中川利彦弁護士(右)とキリンビールマーケティング和歌山支社の伊村正明支社長

子どもシェルターは、児童虐待などで居場所を失った子どもたちのための緊急避難場所のことで、概ね15歳から20歳の女子を対象にしています。「子どもセンターるーも」のシェルターは去年10月、全国では9番目、中核市としては初めて開設されました。「るーも」では一軒家を借り、子どもたちはカギのかかる個室に入居し、常駐する女性スタッフやボランティアが衣食住を無償で提供します。また、一人ひとりに担当の弁護士がつき、スタッフとともに次の居場所を探します。

「子どもセンターるーも」では去年に続き、シェルターを支えるボランティア養成講座を開くことにしています。また、相談窓口の電話番号を記したカードを県内すべての高校の女子生徒に配ることにしています。

ところで、今回の公募助成事業「キリン・子育て公募事業」は、地域での子育てに関わるボランティア活動を応援するもので、1995年度から行われています。今年度は全国343の団体から応募があり、専門家による選考の結果、「子どもセンターるーも」など全国130の団体にあわせて3500万円が助成されました。