白浜沖の津波観測用波浪計が不具合で停止

2014年05月01日 19時15分 ニュース, 交通, 社会, 防災

国土交通省・近畿地方整備局は、きのう(4月30日)南海トラフの巨大地震で予想される津波を観測するため白浜町(しらはまちょう)沖に設置されているGPS波浪計が、不具合で停止したと発表しました。

近畿地方整備局によりますと、不具合を起こしたのは、白浜町沖およそ17キロに設置されたGPS波浪計で、先月(4月)28日、電圧が低下し観測できない状態になったということです。

現場付近は波が高くて近づけないため、復旧の見通しは立っていません。

GPS波浪計は、白浜町沖のほかに、東日本を中心に15機設置されていて、波の高さや向きを測定しています。

気象庁は、これらの波浪計の観測データをリアルタイムで取得し、波浪警報などを発表するときの参考にしているほか、故障した白浜沖の波浪計は、南海トラフの巨大地震で予想される津波の観測にも用いられます。

近畿地方整備局は「隣の三重県沖にも同じ機材を設置しており、観測の空白地帯が出来るわけではない。復旧を急ぎたい」と話しています。