神輿おろしに、渡御行列、和歌祭にぎわう(写真付)

2014年05月11日 16時03分 ニュース

紀州東照宮(きしゅうとうしょうぐう)の春の例大祭「和歌祭(わかまつり)」が、きょう(11日)午前、勇壮な神輿(みこし)おろしで幕を開け、午後からは、華麗(かれい)な時代衣装の渡御(とぎょ)行列が和歌山市の和歌浦一帯を練り歩き、多くの見物客らで賑わいました。

きょうの和歌山市は、朝からよく晴れて、初夏の陽射しが降り注ぎましたが、海風(うみかぜ)が適度に吹く、祭り日和となりました。

和歌祭の神輿おろし(紀州東照宮参道の石段)

和歌祭の神輿おろし(紀州東照宮参道の石段)

和歌山市和歌浦西(わかうらにし)の紀州東照宮では、神事に続き、午前11時半、その境内から、白装束(しろしょうぞく)の男たちおよそ100人に担がれた神輿が、右に左に大きく揺らされながら108段の急な石段を駆け下り、あたりは熱気に包まれました。会場には、見物客のほか、この勇壮な様子を写真に収めようとアマチュアカメラマンらの姿も多く、しきりにシャッターを切っていました。

そして、正午からは、摺鐘(すりがね)・太鼓(たいこ)や謡(うた)いなどの音曲(おんぎょく)とともに、餅搗踊(もちつきおどり)や雑賀踊(さいかおどり)など地元の踊りや薙刀振(なぎなたふり)、母衣(ほろ)、舞姫(まいひめ)など、総勢千人におよぶ時代衣装の行列が東照宮を出発、随所で、芸能や演舞を披露しながら、和歌浦一帯を練り歩き、沿道や演武ポイントでは、多くの見物客らが見守り、拍手や声援を送っていました。

和歌祭は、紀州東照宮が創建(そうけん)された翌年、江戸時代初期の1622年から続く、和歌山県を代表する伝統ある祭りのひとつとなっています。