6月1日「鮎の日」制定・和歌山や各地で放流イベント(写真付)

2014年05月27日 18時23分 ニュース, 社会, 経済

和歌山市に本部のあるアユの養殖業の全国組織・全国鮎養殖漁業組合連合会は、毎年6月1日を「鮎の日」に制定し、アユの普及を啓発する活動を展開します。和歌山県内では、これにあわせて来(6)月1日、紀の川市貴志川町(きしがわちょう)でアユの体験放流が行われます。

全国鮎養殖漁業組合連合会は、和歌山県をはじめ、関東から九州まで10の県の鮎の養殖業者で構成される団体で、本部は和歌山市にあります。

連合会によりますと、年間の養殖アユの生産量は全国でおよそ6千トンあり、このうち和歌山県はおよそ900トンと全国トップとなっています。

和歌山県内ではおよそ30年前までは55の養殖業者がありましたが、いまでは15にまで減っています。

連合会では、魚を食べる習慣が減っていることに加え、アユそのものをもっと消費者に知ってもらう必要があるとして、全国の河川でアユ漁の解禁が集中する6月1日を「鮎の日」に制定して、PRすることになったものです。

この一環として、来月1日の午前9時半から、紀の川市貴志川町の諸井橋(もろいばし)付近で、アユの放流体験イベントが行われるほか、愛知県の矢作川(やはぎがわ)や栃木県の那珂川(なかがわ)でも同じように放流イベントが行われます。

阪本会長(5月27日・和歌山県庁にて)

阪本会長(5月27日・和歌山県庁にて)

全国鮎養殖業組合連合会の会長で、和歌山市吐前(はんざき)の阪本伸哉(さかもと・のぶや)さんは「去年、和食がユネスコの無形文化遺産に登録された事を契機に、魚を食べる習慣を改めて全国の消費者に発信したい」と話しています。