「恵まれない人のがん対策に」下津町の男性が県に寄付(写真付)

2014年05月27日 18時25分 ニュース, 政治, 社会

家庭や経済の事情でがん治療が受けられない人に役立てて欲しいと、海南市下津町(かいなんし・しもつちょう)の元・土木建設業の男性が、きょう(27日)和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事に寄付金を贈呈しました。

仁坂知事(右)に目録を贈呈した芝本十三さん(左)(5月27日・和歌山県庁知事室にて)

仁坂知事(右)に目録を贈呈した芝本十三さん(左)(5月27日・和歌山県庁知事室にて)

寄付金を贈呈したのは、海南市下津町塩津(しおつ)で土木建設業を営んでいた、芝本十三(しばもと・じゅうぞう)さん75歳です。

芝本さんは、2年前(2012年)の5月に当時76歳の妻をガンで亡くしたことをきっかけに、家庭の事情や経済的に困難な人が十分ながん治療が受けられない現状を知り、土木建設業の収入で貯めたお金を県のがん対策の充実に役立ててもらおうと、きょう、仁坂知事に寄付したものです。

贈呈式は、午前11時前に知事室で行われ、芝本さんが目録を贈呈したのに対して、仁坂知事からは感謝状が贈られました。

仁坂知事は「今まで仕事を頑張られて貯めたお金は、こちらで貯めておくような事はせず、必ず芝本さんの意向に沿った形で使わせて頂く」とお礼を述べました。

芝本十三さん

芝本十三さん

芝本さんの希望で寄付した額は明らかにされませんでしたが、芝本さんは「私も今闘病中で、元気なうちに寄付をしたいと願っていました。恵まれない人が一人でも多くがん治療を受けられるようにして欲しい」と話していました。