日高川町の山林でオスのツキノワグマ捕獲(写真付)

2014年05月27日 18時26分 ニュース, 事件・事故・裁判, 社会

けさ(27日)日高川町中津川(ひだかがわちょう・なかつがわ)の山林で、箱わなにオスのツキノワグマ1頭がかかっているのが見つかりました。和歌山県は、人里に再び現れないようクマに学習させた上で、夕方、山に戻しました。ケガ人はいませんでした。日高川町では、今月(5月)7日に愛川(あたい)地区でメスのツキノワグマが捕獲されていて、今年に入って県内のツキノワグマの捕獲は2例目です。

日高川町中津川で捕獲されたオスのツキノワグマ(5月27日・和歌山県提供)

日高川町中津川で捕獲されたオスのツキノワグマ(5月27日・和歌山県提供)

県・自然環境室によりますと、箱わなにかかったのは、体長およそ109センチ、体重が34・5キロ、推定年齢は3歳から4歳で、子どもと大人の中間の若いオスのクマです。

きょう午前7時半ごろ、日高川町中津川に設置されたイノシシやシカを捕獲するための箱わなにクマがかかっているのをわなの所有者の家族が見つけ、日高川町役場を通じて県に通報しました。

県の職員と御坊(ごぼう)警察署の警察官、それに野生動物の専門家が現場にかけつけ、奥山にクマを運びました。

そして専門家がクマのそばで大声を出して威嚇し、再び人里へ戻らないよう学習させた上で、午後4時ごろ、日高川町内の山にかえしました。

県・自然環境室によりますと、紀伊半島には推定でおよそ180頭のツキノワグマが生息しているものとみられ「冬眠から醒めて、人里へ食べ物を探しに来たのではないか」と話しています。

現場は、湯浅御坊道路の川辺(かわべ)インターに近い山あいの地区です。