「1位ではなく真のチャンピオンに」 アンチ・ドーピング講演会(写真付)

2014年05月31日 18時34分 ニュース, 社会

来年(2015年)地元で開催される「紀の国わかやま国体・大会」や、2020年の東京オリンピックに向け、各競技の指導者や関係者らを集めた講演会が、きょう(31日)午後、和歌山市のホテルで開かれました。

講演する公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構の浅川伸専務理事

講演する公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構の浅川伸専務理事

 

今回の講演会は、一般財団法人角谷(すみや)スポーツ科学振興財団が主催して、和歌山県の競技力向上などを目的に開かれました。

講演会は、きょう(31日)午後1時半から、和歌山市のホテルアバローム紀の国で開かれ、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構の浅川伸(あさかわ・しん)専務理事が「我が国のアンチ・ドーピング活動の今後の方向性」をテーマに講演しました。この中で浅川氏は「ドーピングは、スポーツの価値を損なうものだ」とドーピング撲滅を訴えました。さらに浅川氏は「アンチ・ドーピング活動は、検査をすることに加えて、単に1位になるだけではなく、自らの身体能力を存分に発揮し相手を敬う『真のチャンピオン』を目指す意味を伝える活動だ」と活動への理解を求めました。

また、来年、紀の国わかやま国体・大会の開催を控える和歌山県に対しても「スポーツが、地域を一体にする力があることを認識し、その価値を損なわないよう、準備に取り組んで欲しい」と求めました。

このほか講演会では、おととし(2012年)のロンドンオリンピックに競泳で出場した伊藤華英(いとう・はなえ)さんが「東京オリンピック・パラリンピックへの希望」と題して講演しました。