有田市・東燃ゼネラルで消防総合訓練(写真付)

2014年06月06日 19時13分 ニュース, 社会, 防災

有田市(ありだし)と東燃ゼネラル石油をはじめ、警察や消防、海上保安庁などによる、大規模な石油火災を想定した消防総合訓練が、きょう(6日)午後、有田市初島町(はつしまちょう)の東燃ゼネラル石油のコンビナートで行われました。

原油タンクへの放水(訓練・6月6日・有田市初島町にて)

原油タンクへの放水(訓練・6月6日・有田市初島町にて)

ことしで46回目となった消防総合訓練には、有田市消防本部や有田警察署、海南海上保安署、それに東燃ゼネラル石油和歌山工場の自衛消防隊らあわせておよそ360人と、消防車やパトカー28台、巡視船など5隻が参加しました。

海に放水する巡視船(訓練)

海に放水する巡視船と作業船(訓練)

訓練は、きょう午後1時半ごろ、和歌山県北部を震源とするマグニチュード7・5、有田市で震度6弱を観測する地震が発生し、津波は無かったものの、タンクが壊れて原油が海に漏れだし、タンク火災も発生して、作業員数人がケガをしたという想定で行われました。コンビナートには対策本部が設置され、有田市消防本部や消防団の放水車が原油タンクに向かって一斉に放水したほか、海では、東燃ゼネラルの作業船がオイルフェンスを張ったり、海南海上保安署の巡視船が油を分解するため海に放水したりしていました。

ケガ人の搬送(訓練)

ケガ人の搬送(訓練)

また、救急隊員がケガ人を応急処置をしたのち救急車で病院に搬送し、およそ1時間半後に訓練は終了しました。

訓練終了後、東燃ゼネラル石油・和歌山工場の加藤英治(かとう・えいじ)工場長は「普段の備えに加えて、地域や家族、行政などとの絆を深めることが、有事の際、非常に重要だ」と講評しました。