瀬戸内東部の銅鐸が紀の川ルートで奈良に伝わる

2014年06月08日 15時15分 ニュース

和歌山でも出土例がある文様(もんよう)を持つ、弥生時代中期ごろの銅鐸(どうたく)が、初めて奈良で見つかり、紀の川をさかのぼって伝わったのではないかとみられています。

このタイプの銅鐸は、斜めの格子文様(こうしもんよう)と渦巻き文様が上下セットで配置されているのが特徴で横帯分割型(おうたい・ぶんかつがた)と呼ばれるタイプです。

これまでに和歌山や岡山、それに、香川や徳島など、瀬戸内の東部で10例ほど出土していますが、奈良県で初めて、大淀町(おおよどちょう)で、高さ37センチ、最大幅27センチのこのタイプの銅鐸が見つかり、桜井市纏向学(まきむくがく)研究センターが調査していました。センターは、「紀の川をさかのぼり、奈良に伝わったのではないか」とみています。