新幹線で一極集中緩和を、徳島で鉄道シンポ

2014年06月15日 20時00分 ニュース, 交通, 経済

徳島市内のホテルで、きょう(15日)午後、「鉄道シンポジウム」が開かれ、京都大学大学院の藤井聡(ふじい・さとし)教授や和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事らが、パネルディスカッションなどで、四国新幹線など、鉄道の将来について、意見交換しました。

内閣官房参与もつとめる藤井教授は「新幹線で、東京一極集中を緩和させることが、直下型地震の被害を最小化させる方法だ」と話し、各地の新幹線の早期整備の必要性を強調しました。藤井教授は、新幹線が開通すれば、地方都市にも人が集まると指摘、「地方が自立し、
分散して存在する最大の手段になる」と述べました。

和歌山県の仁坂知事は、大阪府などと連携して、大阪市と関西空港を結ぶ高速鉄道と四国新幹線をセットにして整備するべきだと強調しました。JR四国の泉雅文(いずみ・まさふみ)社長は、四国新幹線による経済効果が年間169億円になるとの試算を紹介しました。

シンポジウムは、午後2時から行われ、市民らおよそ700人が参加しました。

四国新幹線は、大阪から四国を経由して九州の大分まで結ぶ構想で、1973年に基本計画が閣議決定されましたが、実現のめどは立っていません。