がん検診受診率・目標の50%にはほど遠く

2014年06月23日 18時03分 ニュース, 政治, 社会

2012年度の和歌山県全体のがん検診の受診率は、目標とする50%を大きく下回ったほか、県都・和歌山市では、胃がんや肺がんなど5種類すべてのがん検診の受診率が県全体の平均を下回るなど、受診率を大きく引き下げている現状が浮き彫りになりました。

これは、きょう行われた6月定例県議会の一般質問で、自民党県議団の向井嘉久蔵(むかい・かくぞう)議員が指摘したものです。

厚生労働省では、胃がん・肺がん・大腸がん・子宮がん・乳がんの5種類のがん検診受診率をすべて50%とする目標を掲げていますが、県がまとめた2012年度の資料によりますと、69歳以下の県民のがん検診受診率は、胃がんが11・1%、肺がんが22・4%、大腸がん24%、子宮がん42・9%、乳がん38・1%と、いずれも目標の50%を下回っています。

市町村別では、県内の人口の4割を占める県都・和歌山市が、30市町村で唯一、5種類すべての受診率が県全体の平均を下回っていて、とくに胃がん検診の受診率はわずか3・1%という状況です。

向井議員は、こうした現状を指摘した上で、県から市町村長への積極的な働きかけを求めたのに対し、県・福祉保健部の中川伸児(なかがわ・しんじ)部長は「私からもお願いしたい」と答弁し、対応する考えを示しました。

このほか、きょうの一般質問では、自民党県議団の花田健吉(はなだ・けんきち)議員がJR紀勢本線の今後の津波対策などについて、また自民党県議団の立谷誠一(たちたに・せいいち)議員は、11月22日を「ふるさと誕生日」とする条例などについて、それぞれ質問しました。

お聞きの和歌山放送では、きょうの一般質問の模様を、午後10時から録音ダイジェストでお伝えします。