熊野那智大社で半島の活性化を語る 第25回紀伊半島知事会議(写真付)

2014年07月08日 19時16分 ニュース, 交通, 政治, 社会, 経済, 防災

紀伊半島の和歌山・奈良・三重の三県の知事が一堂に会して共通の課題などについて話し合う「紀伊半島知事会議」が、きょう(7/8)、那智勝浦町の熊野那智大社で開かれ、今年10周年を迎えた「紀伊山地の霊場と参詣道」を活用した観光振興や、紀伊半島一周道路を実現するための取り組み、自転車を使った観光のあり方などについて議論しました。

 

熊野那智大社で開かれた第25回紀伊半島知事会議

熊野那智大社で開かれた第25回紀伊半島知事会議

第25回紀伊半島知事会議は、きょう午後1時から熊野那智大社の社務所で開かれ、冒頭、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事が挨拶し、「今年は三県にとって、世界遺産登録から10周年となる大事な年。3年前には、三県が、紀伊半島大水害で大きな被害を受けるなど、いいこともつらいこともあるが、これからも協力して立ち向かっていくことを確認できる知事会議にしたい」と述べました。

 

挨拶する仁坂知事

挨拶する仁坂知事

この後、仁坂知事が、議長を務めて会議を進行し、三重県の鈴木英敬(すずき・えいけい)知事と奈良県の荒井正吾(あらい・しょうご)知事とともに意見を交わしました。

そして、紀伊半島一周道路の実現に欠かせない近畿自動車道紀勢線の整備促進や、紀伊半島大水害からの復興をはかるために必要な対策を提案し、三県で国に求めていくことを確認しました。

また、会議では、情報通信技術を活用した救急医療体制の研修を進めるとともに、ドクターヘリについては、実際に運用している和歌山県と三重県との間で相互応援協定の締結に向けて検討していくことで合意したほか、奈良県主催の世界遺産を活用したサイクリングイベントを成功させるため、三県で協力して取り組むことでも合意しました。

仁坂知事は、会議後の記者会見で、「いろいろな情報交換ができたし、実際に協力を約束しあうこともできた」と会議の成果を強調しました。

記者会見する三県の知事(左から、鈴木三重県知事、仁坂和歌山県知事、荒井奈良県知事)

記者会見する三県の知事(左から、鈴木三重県知事、仁坂和歌山県知事、荒井奈良県知事)

このほか、会議では、奈良と三重が、リニア中央新幹線・三重奈良ルートの早期整備を提案した一方、和歌山県からは、関空・紀淡・四国高速交通インフラの整備を提案し、ともに情報交換していくことを確認しました。