気象庁・無人観測所跡地バッテリー放置・県内でも

2014年07月09日 19時07分 ニュース, 事件・事故・裁判, 社会

気象庁は、きのう(8日)全国24の道府県に設置していた無人雨量観測所の跡地にあわせて874個のバッテリーを放置していたと発表し、この中には和歌山県内の4か所で、あわせて43個が放置されていた例も含まれていることがわかりました。

和歌山地方気象台によりますと、和歌山市の友ヶ島(ともがしま)で4個、田辺市龍神村(たなべし・りゅうじんむら)の護摩壇山(ごまだんざん)で9個、田辺市中辺路町(なかへちちょう)の政城山(まさぎやま)で20個、それに高野町(こうやちょう)の陣ヶ峰(じんがみね)で10個がそれぞれ放置されていたということです。

バッテリーは「空気湿電池」というタイプのもので、現在のアメダスの観測システムが導入される前の1960年代から80年代まで、気象庁の無人雨量観測所の観測機器や、無線装置の電源などとして使用されていました。

この問題は、兵庫県市川町(いちかわちょう)にあった無人観測所跡地で68個のバッテリーが放置され、土壌から最大で国の基準の30倍を超える水銀が検出されたことがきっかけとなって、気象庁が全国523の観測所跡地を調査してわかったもので、和歌山県内の4か所については、和歌山地方気象台が、今後速やかに県や自治体などと土壌調査を行うかを検討するとともに、バッテリーの回収を行う方針です。