和歌山市長選の立候補予定者がまちづくりを話し合う(写真付)

2014年07月16日 09時29分 ニュース, 政治, 社会, 経済

和歌山市のまちづくりを話し合う討論会が、昨夜(15日)和歌山市の和歌山商工会議所で開かれ、来月(8月)行われる、和歌山市長選挙に立候補を予定している6人が、それぞれ持論を展開しました。まちづくりについて討論する市長選挙立候補予定者の6人(7月15日 和歌山商工会議所にて)

まちづくりについて討論する市長選挙立候補予定者の6人(7月15日 和歌山商工会議所にて)

この討論会は、和歌山大学や和歌山社会経済研究所、それに和歌山商工会議所でつくる「和歌山地域経済研究機構」が主催したものです。

パネルディスカッションで、前の和歌山市議会議員の遠藤富士雄(えんどう・ふじお)氏は「市街地の活性化は必要だが、周辺の市に人口が流出しているのは固定資産税の高さや建物規制の問題がある。また、老朽化している市民図書館と市民会館を高島屋が撤退した南海和歌山市駅に入れてみればいいのでは」と主張しました。

前の和歌山県・県土整備部長の尾花正啓(おばな・まさひろ)氏は「市街地から夜間の人口が減っているので街中居住を進めたい。そうすると昼間の人口や交流人口が増える。また、JR和歌山駅と南海和歌山市駅の駅前広場を再開発したい」と述べました。

元・県議会議員の浜田真輔(はまだ・しんすけ)氏は「中心市街地に民間の高層マンションを作って、市営住宅のように所得に応じて家賃を補助する。街を賢く縮小するのでなく、賢く成熟すべきだ。また、人気のある街には人が動いているので、付加価値をつけて以前のように40万人都市に戻したい」と述べました。

また、和歌山市議会議員の芝本和己(しばもと・かずき)氏は「和歌山城をランドマークに伏虎中学校の跡地に街の駅を作りたい。また、これまでまちづくりをする上で、やりたいことはあっても話し合いの中に土地の所有者が入っていなかったので形になってこなかった」と指摘しました。

一方、元・農協職員の中津孝司(なかつ・たかし)氏は「高速道路や幹線道路が必要なのではなく、歩いて移動できるところに医療や行政サービスなどの施設が必要だ。公共交通やコミュニティバスを整備するなど地域密着型の公共事業を行いたい」と述べました。

そして、洋服販売会社社長の小早川正和(こばやかわ・まさかず)氏は「JR和歌山駅前に、和歌山市の偉人の銅像を建ててはどうか」などと提言しました。