和歌山市で近大生物理工学部公開講座

2014年07月19日 17時39分 ニュース

近畿大学生物理工学部の公開講座が、きょう(19日)午後、和歌山市内のホテルで開かれ、2人の生物理工学部の教員が講演しました。

公開講座は、きょう(19日)午後1時から、和歌山市のホテルグランヴィア和歌山で開かれ、初めに、生物工学科の星岳彦(ほし・たけひこ)教授が、「施設園芸の発展と植物工場」をテーマに講演しました。この中で星教授は、「ガラス温室やプラスチックハウスなど、施設で囲われた半閉鎖空間は、外とは違った気象環境を生み出すことができ、この性質を活かした野菜や花など園芸作物の施設生産は、日本ではおよそ400年前から始まっている」と園芸作物の歴史を紹介しました。その上で星教授は「こうした閉鎖空間で作物を育てると、水や肥料の無駄遣いも抑えられ、いつでも、どこでも、希望する品質で、必要な量の新鮮な植物を手に入れられる」と、いわゆる「植物工場」のメリットを強調しました。

続いて、医用工学科の山本衛(やまもと・えい)准教授が「医療に貢献する工学技術」と題して講演しました。山本准教授は初めに「骨粗鬆症(こつ・そしょうしょう)や変形性関節症、腱(けん)や靱帯(じんたい)の断裂など、骨や関節に生じる病気やケガは、誰にでも起こりえる障害で、歩行など生命活動に不可欠な運動機能を著しく妨げることになる」と述べました。その上で「こういった骨や関節の病気に対する診断、治療、それにリハビリの方法には、最先端の工学技術が応用され、開発や改良が行われてきた」と、骨や関節の病気の修復方法を解説するとともに、丈夫な骨や関節を維持していくためにはどうすればよいかを説明しました。

次の公開講座は、来月8日に紀の川市の近畿大学生物理工学部キャンパスで開かれます。