毒物入りカレー事件・林死刑囚「負けず過ごす」

2014年07月19日 20時00分 ニュース, 事件・事故・裁判, 社会

16年前に和歌山市園部の夏祭り会場で、カレーを食べた4人が死亡した事件で、カレー鍋にヒ素を混ぜて殺害したとして死刑が確定し、再審を請求している林真須美(はやし・ますみ)死刑囚52歳を支援する集会が、きょう(19日)大阪市内で開かれました。

会場では林死刑囚の手紙が、およそ130人の参加者を前に読み上げられました。手紙は再審開始の決定で釈放された袴田巌(はかまだ・いわお)さん78歳に触れ「48年間の獄中の苦痛が分かる。自分に負けることなく過ごすことで精いっぱい」と訴えました。

また集会には、元受刑者で、今年3月に林死刑囚から依頼されて養子縁組をした、大阪市西成区の稲垣浩(いながき・ひろし)さん70歳も参加しました。稲垣さんは、きのう(18日)本人と面会したところ「元気な様子だった。無実であることを広めてほしいと言っていた」と話しました。

このほか、林死刑囚が獄中生活や死刑についての心情などをつづった書籍「和歌山カレー事件 獄中からの手紙」が、今月15日に出版されたことも報告されました。