鷲ヶ峰コスモスパークの風車、まもなく撤去(写真付)

2014年08月19日 19時17分 ニュース

有田川町の鷲ヶ峰(わしがみね)コスモスパークのシンボル、風力発電の白い風車が、来月(9月)上旬に撤去されることになりました。

撤去される風車(風力発電機・鷲ヶ峰コスモスパーク内)

撤去される風車(風力発電機・鷲ヶ峰コスモスパーク内)

この風車は、和歌山県内に初めて設置された風力発電機で、当時の吉備町が、およそ1億5千万円かけて、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO=ネド)とともに1基を設置し、2000年5月から稼働しています。

定格出力(ていかくしゅつりよく)は230キロワットで、現在主流となっている風力発電機に比べるとかなり小規模ですが、鷲ヶ峰コスモスパーク内の電気設備や公園内にある「コスモスと風の館(やかた)」の電力をまかない、残りは関西電力に売電していました。設置からこれまでの売電収益は、5千万円余りということです。

有田川町商工観光課によりますと、この風車は、1年半ほど前から故障して、動いていないということで、中のギア交換など、修理には数千万円かかることや、設置から14年余りが経ち、耐用年数にはまだ数年あるものの、老朽化していることもあり、撤去することを決めたということです。

撤去工事は、来月8日から13日まで、公園への入場を禁止にして行われますが、風車以外の公園設備は、その後も変わりはないということです。

鷲ヶ峰コスモスパークは、標高586・2メートルの鷲ヶ峰山頂にあり、有田川流域から周囲の山々、遠くは淡路島や四国までが見渡せる360度の視界が開け、また、公園内では、初夏にはつつじ、秋にはコスモスが咲く、観光スポットとなっています。