和歌山城にスズムシの音色を 有田川町が1万匹プレゼント(写真付)

2014年08月27日 19時25分 ニュース, 社会

秋の和歌山城に、美しいスズムシの音色を響かせようと、有田川町が、きょう(8/27)、和歌山市に1万匹のスズムシをプレゼントしました。

スズムシを手渡す中山町長(左)と受け取る尾花和歌山市長(和歌山市・和歌山城鶴の渓で)

スズムシを手渡す中山町長(左)と受け取る尾花和歌山市長(和歌山市・和歌山城鶴の渓で)

有田川町では、環境美化のイメージアップを図ろうと、地元の愛好会が繁殖させたスズムシを、毎年、下水道処理施設内の敷地などに放って、殺風景な場所を、美しい鈴の音色で彩っていて、今年は、例年より多くのスズムシが繁殖したため、和歌山市にプレゼントすることにしたものです。

有田川町から和歌山市へプレゼントされたスズムシ

有田川町から和歌山市へプレゼントされたスズムシ

きょう午後3時半から和歌山城の鶴の渓で行われたスズムシの贈呈式では、有田川町の中山正隆(なかやま・まさたか)町長が、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長にスズムシの入ったケースを手渡しました。

有田川町の中山町長は、「県都・和歌山市の活性化を願ってスズムシ1万匹を持ってきました。今後、3年間、毎年、1万匹ずつ放って和歌山城をスズムシの鈴の音が響く場所にしたい」と話しました。

これに対し、和歌山市の尾花市長は、「和歌山市は、中心部が衰退し、400年の歴史を誇る和歌山城の魅力向上が課題になる中で、多くのスズムシをいただいた。和歌山城の夜に奏でてもらえるよう、フォローしていきたい」と話しました。

また、地元・有田川町の鈴虫愛好会の会長で、町公共下水道事業推進協議会副会長の藤岡昌三(ふじおか・しょうぞう)さんは、「徳川御三家の庭に、来ることができてスズムシも喜んでいると思います。多くの人に散策してもらいたいです」と話していました。

スズムシを放す中山町長(左)と尾花市長

スズムシを放す中山町長(左)と尾花市長

この後、和歌山城の庭園・鶴の渓にスズムシが放され、蝉の音にかき消されそうになりながらも、羽をすりあわせて鈴の音を響かせていました。

スズムシが放された和歌山城・鶴の渓

スズムシが放された和歌山城・鶴の渓