高島屋和歌山店41年めの閉店、最終日は8千人来店(写真付)

2014年08月31日 20時53分 ニュース, 社会, 経済

和歌山市の南海和歌山市駅ビルにある高島屋和歌山店で、きょう(31日)、最終日の営業が行われ、通常の3倍のおよそ8千人が来店しにぎわう中、午後6時すぎ、41年の歴史を閉じました。

高島屋和歌山店41年の歴史に幕

高島屋和歌山店41年の歴史に幕

最終日のきょうは、午前10時の開店前からおよそ300人が行列をつくりました。そして、最終セール品を手に取ったり、名残惜しそうに店内を見て回る人、それに、店の内外で写真を撮る人も多く見られました。高島屋和歌山店によりますと最終日のきょう一日でふだんの3倍のおよそ8千人が店を訪れたということです。

そして、閉店時刻の午後6時をすぎ、すべての従業員200人が出口付近でお客さんを見送りましたが、中には、こらえきれずに涙を流す従業員や来店者もいて、互いに手を握り、「今までありがとうございます」と声を掛け合う姿もみられました。

そんな中、高島屋和歌山店の中戸秀和(なかと・ひでかず)店長が「営業終了を発表してから多くのお客様からねぎらいや励ましの言葉をいただいた。高島屋が和歌山にあったことを心にとどめてほしい」とあいさつしました。そして、その場を去ることなくとどまっていたおよそ500人の拍手の中、店のシャッターが下(お)り、営業を終えました。

カメラを持って店を訪れた女性は、「どうしても店を写したくて来ました。高島屋は私の青春そのものです」と話していました。

高島屋和歌山店は、1973年5月に開店し、ピーク時の1991年度には65億円を売り上げましたが、昨年度(2013年度)には22億円まで落ち込み、最近は厳しい営業状況が続いていました。