追い込み漁 出漁するも捕獲なし(写真付)

2014年09月02日 20時01分 ニュース, 社会

古式捕鯨発祥の地・太地町できょう(9/2)、鯨類の追い込み漁の漁船が初めての漁に出ました。

出港する漁船(9月2日午前5時20分ごろ)

出港する漁船(9月2日午前5時20分ごろ)

この漁は、きのう解禁されましたが、天候が悪く、出漁が見送られていました。

きょうは、午後5時20分ごろ、12隻の船団が畠尻(はたけじり)湾から出港し、沖合に出て鯨やイルカの群れを探しましたが、見つからず、湾に追い込んで捕獲することはできませんでした。

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出港にあたっては、反捕鯨団体のメンバーらおよそ20人が畠尻湾に詰めかけましたが、大きなトラブルはなく、船員らも、解禁後、初めての出漁とあって緊張した面持ちを見せていましたが、たんたんと準備し、出港しました。

堤防には、反捕鯨団体のメンバーの姿も

堤防には、反捕鯨団体のメンバーの姿も

日本による南極海での調査捕鯨は、今年3月、国際司法裁判所によって、条約に違反するとして中止を命じる判決が言い渡されましたが、鯨類の追い込み漁は、IWC=国際捕鯨委員会の規制の対象外になっていて、県知事の許可を得て、来年の春まで行われます。

そして、反捕鯨団体との間でトラブルが起きないよう、漁の期間中、警察が、湾の近くに臨時の交番を設置し、海上保安庁も職員を派遣して、妨害活動を監視しています。