日本トルコ国交樹立90周年・メモリアルコンサートが東京で開催(写真付)

2014年09月05日 18時38分 ニュース, 政治, 社会

日本とトルコの国交樹立90周年を記念したメモリアルコンサートが、昨夜(4日)東京・渋谷のNHKホールで開かれ、およそ3千人の聴衆が両国に思いをはせました。

メモリアルコンサートのもよう(9月4日・東京・NHKホールにて)

メモリアルコンサートのもよう(9月4日・東京・NHKホールにて)

これは、海南市(かいなんし)出身の実業家でアマチュア音楽家の向山精二(むかいやま・せいじ)さんらによる実行委員会が、日本とトルコの国交樹立90周年を記念して主催したものです。

きのうのコンサートでは、向山さんが作曲した「紀伊の国交響組曲・第5楽章」が、日本人とトルコ人による特別記念交響楽団によって向山さんの指揮で演奏され、124年前の1890年、串本大島の樫野崎(かしのざき)沖で沈没した軍艦「エルトゥールル号」の乗組員に捧げる楽曲や、イラン・イラク戦争の際に、日本人を救出するためトルコ航空機が行った決死のフライトを讃える楽曲が披露されました。

合唱のもよう

合唱のもよう

続いて、串本町の小学校でいまも歌い継がれている、エルトゥールル号の犠牲者への「追悼歌」も演奏されました。

きのうは、日本・トルコ協会総裁で、三笠宮家の彬子(あきこ)殿下をはじめ、駐日トルコ大使館のメリチ特命全権大使や、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事ら多くの来賓も訪れました。

メリチ特命全権大使

メリチ特命全権大使

この中で、メリチ大使は「友情の絆を真心で救った勇敢なヒーロー達を大切に思う皆さんに感謝します」と日本語であいさつしました。

仁坂知事

仁坂知事

また仁坂知事もあいさつで、エルトゥールル号の遭難で救護にあたった3人の医師に、日本政府を通じて補償を申し出た当時のトルコ政府に対して「当然のことをしたまで。お金は遺族のために役立てて欲しい」と記したリーダー格の医師の書簡を紹介し「トルコとの友情を守ってきた我々和歌山県民の誇りです」と語りました。

このコンサートは、今月(9月)29日には、福岡市の福岡シンフォニーホールでも行われます。