万引無罪判決で地検が控訴断念 岩出市男性の無罪確定へ

2014年09月10日 18時50分 ニュース, 事件・事故・裁判

万引きをしたとして窃盗罪に問われた岩出市の男性を無罪とした和歌山地方裁判所の判決について、和歌山地方検察庁はきょう(8/10)、控訴を断念することを明らかにしました。これにより、男性の無罪が確定します。

岩出市の79歳の男性は、今年2月10日、和歌山市内の大型量販店で塗料2点あわせて878円相当を盗んだとして窃盗の罪で逮捕・起訴され、半年以上、拘留されていましたが、公判では、一貫して無罪を主張していました。

そして、先月27日、和歌山地裁は、「後から精算するつもりで商品を一時的に持ち出した可能性を否定できない。商品を盗もうとしたと判断するには、合理的な疑いがある」として、無罪の判決を言い渡していました。

和歌山地検は、その後、控訴するかどうかを検討していましたが、控訴期限となるきょう、控訴を断念したと発表しました。

断念した理由について、和歌山地検の岡俊介(おか・しゅんすけ)次席検事は、「判決を覆すに足る補充立証が困難であると判断した」とコメントしています。

これにより、男性の無罪が、あす午前0時で確定します。