高野山で全国世界遺産観光地サミット(写真付)

2014年09月29日 19時22分 ニュース, 社会

世界遺産を活用した観光振興について全国各地の関係者が意見を交換する「全国世界遺産観光地サミット」が、きょう(29日)から2日間の日程で、高野山(こうやさん)で始まりました。

 

高野山大学にて・基調報告の様子

高野山大学にて・基調報告の様子(9月29日)

これは、和歌山デスティネーションキャンペーンの一環で開かれているもので、初日のきょうは、高野山大学で基調報告や分科会が行われました。

挨拶する藤本陽司・和歌山県商工観光労働部長

挨拶する藤本陽司・和歌山県商工観光労働部長

 

冒頭、県・商工観光労働部の藤本陽司(ふじもと・ようじ)部長と、地元・高野町(こうやちょう)の平野嘉也(ひらの・よしや)町長があいさつしたのに続いて、フリーアナウンサーで世界遺産の講演や執筆活動を行っている、世界遺産研究家の久保美智代(くぼ・みちよ)さんが基調報告し、世界遺産およそ350カ所を訪ね歩いた経験をもとに、旅行者からみた世界遺産について語りました。

このあと、自然遺産・知床(しれとこ)でヒグマ対策と自然保護の両立に尽力している北海道羅臼町(らうすちょう)・水産商工観光課の田澤道広(たざわ・みちひろ)さんが、保全と活用の両立に向けた地域の取り組みについて、また、カナダ・マニトバ州の出身で熊野古道や田辺市の世界発信に活躍している、田辺市・熊野ツーリズムビューロー職員のブラッド・トウルさんが、外国人旅行客の誘致についてそれぞれ報告しました。

続いて行われた分科会では、基調報告を行った3人を中心に3つのグループに分かれて、パネルディスカッションが行われ、その後の全体会で「地域一体となって徹底したおもてなしを実践する」などとうたった「高野山宣言」が採択されました。

2日目のあす(30日)は、高野山や九度山町(くどやまちょう)、かつらぎ町の世界遺産の史跡や町石道(ちょういしみち)を巡る、エキスカーションが行われます。