「梅干しでおにぎり」条例施行

2014年10月02日 20時03分 ニュース, 社会

日本一の梅の生産量を誇るみなべ町で特産の「南高梅」の梅干しを使っておにぎりを作るよう町民に呼びかける「梅干しでおにぎり条例」がきのう(10/1)から施行され、役場では、さっそく梅入りのおにぎりを持参する職員が現れています。

この条例は、全国的に減少傾向にある梅の消費拡大が狙いで、条例には、町民の役割として、梅干しでおにぎりを作ることなど南高梅の普及促進に協力することが明記されています。

こうした中、みなべ町梅課の林秀行(はやし・ひでゆき)課長は、きのうから、昼の弁当として、梅入りのおにぎりを持参しています。

林課長は、「若い人に食べてもらえるよう行政だけでなく、産地全体で取り組み、発信していこうと、条例が制定されました。梅課の課長として、これから、職場での昼食は、毎日、梅入りのおにぎりにするつもりです」と意気込んでいました。

みなべ町議会で条例が審議された際、学校給食や防災訓練の炊き出しで梅干しのおにぎりを提供する案なども検討されていて、今後、みなべ町が具体的な取り組みを検討します。

みなべ町によりますと、みなべ町の梅の生産量は、全国の3割近くを占める2万5千トン余りで、このうち7割以上が梅干しとして出荷されていますが、総務省の調査によりますと、全国の1世帯あたりの梅の年間消費量は、14年前の853グラムから去年には、754グラムに減少していて、販売価格も1割以上落ち込んでいます。