平成25年度・暴力いじめ不登校調査結果

2014年10月16日 18時58分 ニュース, 社会

和歌山県教育委員会は、昨年度(2013年度)県内の公立学校で起きたいじめや不登校、暴力行為の調査結果をきょう(16日)公表しました。

いじめは、公立小学校で1882件と前の年度より273件増えました。

公立中学校では452件で33件の減少、公立高校では278件で44件増加、特別支援学校は23件で5件減少しています。

いずれの学校でも最も多かったのは「冷やかしやからかい、悪口、脅し文句、嫌なことを言われる」いじめで、次いで「仲間はずれや集団による無視」「ノートや自転車などへのいたずらや落書き」「インターネットでの誹謗中傷」などとなっています。

件数の増加について県・教育委員会は「アンケートや面談などの聞き取りを増やしたことや、子どもや保護者の関心が高まったことなどがつながっているのではないか」と分析しています。

不登校は、小学校が248件で32件増加、中学校が848件で51件の増加、高校では464人で71件増加しています。

原因は小学校と中学校では友人関係が最も多く、このほか学業の不振や、無気力などがありました。

また暴力行為は、小学校が26件で8件増加、中学校が469件で49件減少、高校が101件で71件の減少となりました。

このうち、中学校では教師への暴力が87件あり、前の年度より19件増えていて、県教委は「情緒不安定で感情を上手に調節出来ない中学生が多く見られた」と分析しています。

一方、高校生の中途退学は463件で、前の年度より21件下回りました。

県教委では、去年(2013年)8月に制定された「いじめ対策基本法」や、県教委がまとめた対策マニュアルに基づいて指導や早期発見に努めるほか、スクールカウンセラーや教職員経験者のほか、元警察官や地域住民らとの連携を強化する一方、教職員への研修の徹底などを行い、問題に対応する能力を高めたいとしています。