オスプレイ訓練・防衛副大臣「今後も自治体に理解を」(写真付)

2014年10月19日 16時31分 ニュース, 政治, 社会, 防災

きょう(19日)行われた和歌山県主催の津波災害対応実戦訓練に、在日アメリカ軍の新型輸送機「オスプレイ」2機が、自治体主催の防災訓練に初めて参加したことについて、左藤章(さとう・あきら)防衛副大臣は「沖縄県の負担軽減になるうえ、自衛隊の訓練にもつながるので、今後も全国の自治体と米軍に協力を求める」と述べ、オスプレイを訓練に参加させる方針を示しました。

終了後会見する左藤副大臣(左)と仁坂知事(中)、総務省消防庁坂本長官(右)(10月19日・和歌山県庁にて)

終了後会見する左藤副大臣(左)と仁坂知事(中)、総務省消防庁坂本長官(右)(10月19日・和歌山県庁にて)


左藤副大臣は、きょうの訓練で、串本町の望楼の芝からオスプレイに搭乗後、訓練終了後の午後2時半、和歌山県庁・南別館で、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事らと記者会見に出席し、オスプレイの訓練参加の意義を協調しました。

また仁坂知事も「災害時の人命救助や救援物資の運搬が要る場合に、和歌山県に出動可能な航空機材の不足が懸念される。自衛隊が上手に調整して、アメリカ軍を訓練に参加してもらえたことは大変有難い」と述べ、オスプレイの訓練参加を高く評価しました。

オスプレイは、当初、去年(2013年)10月とことし(2014年)2月、高知県で津波を想定した日米共同統合防災訓練に参加する予定でしたが、いずれも悪天候で中止となり、きょうの和歌山県の津波訓練が、自治体主催の訓練での初参加となりました。

和歌山県によりますと、去年(2013年)、県が自衛隊の参加を防衛省に要請した際、アメリカ軍とオスプレイの参加を打診されました。

しかし、オスプレイの参加をめぐっては、開発段階での事故の多発などから、市民団体が県内各地で反対運動を行っています。